木箱を製作するには

上記の3つ(寸法・材質・形態)の要素を決める必要があります。

 

寸法について

○内寸とは、木箱の内側の大きさをいい、外寸とは木箱の外側の大きさを言います。通常、中に入れる物の大きさにより、内寸が決まり、使用する材木の厚みにより外寸が決まります。

 

○長さとは、木目と同じ方向の長さ。幅とは木目に垂直の方向の長さ

 

各材質の特性

材質 特徴 写真
色は白〜茶色、軽くて、ひずみが少ない。外気の湿気をコントロールする、防虫効果などの機能性に富む。湿気を吸収することにより変色が発生しやすい。
ファールカーター 色は白色〜ピンク、軽くて、きめが細かい。インドネシアなどで栽培される豆科の草木。育成が早く、地球環境にやさしい材質。(木ではありません。
色は白〜赤、木目が美しく、焼いて使うこともある。独特の臭気がある。
樅(もみ) 色は白〜黄色、まっすぐな木目が非常に美しい。強度は強い。
通常当社では桐またはファールカーターを使用しています。

 

 

蓋の形態

蓋の形態 蓋の仕方 特徴 用途 写真
のせ蓋 本体と同じ寸法の蓋板をのせる 最も一般的な方法で安価であるが、蓋板を固定できない欠点がある 佃煮・素麺など幅広く用いられる
落とし蓋 本体に蓋板に合う溝を掘り、蓋板を落とし込む 安価で蓋を固定できる 佃煮・素麺など幅広く用いられる
印籠 印籠と同様に一つの箱が、蓋と本体に分かれる。 高級感があり、保管ケースとしての役割もあるが、高コスト お茶・お酒などでよく用いられる
かぶせ蓋 本体より一回り大きい箱をのせる 保管ケースとして利用も可能、開け閉めが簡単。しかし本体が2個あるようなもので見た目以上に高コスト 梅干などでよく用いられる
スライド 本体に溝を掘り、蓋板を、スライドさせる 保管ケースとしての役割もあるが、蓋板に取っ手などが必要で意外と高コスト

陶器・お酒などでよく用いられる

 

 

底の形態

底の形態 底の仕方 特徴 用途 写真
ベタ底 本体と同じ寸法の底板を貼る 最も一般的な方法 素麺・お茶など幅広く用いられる
上げ底 本体に溝を切り、底板をはめ込む 箱の高さが低い場合、かさ上げの目的で用いられる。内容物が重い場合は不適。 佃煮・梅干など軽量なものに用いられる

 

 

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